りっかりっか*フェスタ2019 in宜野座
2019年7月22日から27日にかけて、国際児童・青少年演劇フェスティバル「りっかりっか*フェスタ」を開催しました。
本格的な国際舞台芸術フェスティバルであり、今では家族で訪れる夏のイベントとして定着したりっかりっか*フェスタ。
世界各国から劇団8団体が大人から子どもまで楽しめる舞台を披露してくれます。
北部地域では唯一となる宜野座公演。
一般のお客様はもちろん、地域の保育園や幼稚園からたくさんの子供たちが見に来てくれました。
小さな子供たちが驚き、笑い、そして真剣に見つめる様子が写真から伺えます。
言葉を使わないパフォーミングアーツ、一見奇妙な老人のパペットを使った心温まる物語。
普段なかなか見ることのできない、海外の演劇作品をお届けできるのが、りっかりっか*フェスタの醍醐味です。
また、出演はホールだけではなく、宜野座村は漢那ダムで開催される漢那ダム祭りに「ペレグリヌス」が登場!
祭りに突如現れた非日常に会場は大盛り上がり!キレッキレのダンスを披露してくれました。
<作品一覧>
「アナのはじめての冒険」(2019.07.26)
アナは冒険の旅にでる。大きな鳥に乗って砂漠を横断したり、シャボン玉に飛び込んだり、ジャングルを探検したりと楽しい旅は続いていく。
旅の途中ではバケツやロープが魔法のように助けてくれる。きみも素敵なラテン音楽にのってアナと一緒に旅にでよう!
「ありのまま」(2019.07.27)
フランスから来たダンスチームによる、愉快で楽しいダンスショー。
抜群の身体能力とキレッキレの踊りは必見!笑いあり、時に涙ありのストーリーは言葉が分からなくても楽しめます。想像の翼を広げて、夢と冒険の世界に飛び込んでみましょう!
規律について話しましょう。
ジェンダーの話をしましょう。
選択の話をしましょう。寛容さを招き入れましょう。
夢に飛び込みましょう。ユーモアを持ちましょう。
私たちは笑い、考え、成長していかなければならないのだから。
「オールドスクール」(2019.07.25)
もしかしたら年をとることは楽しいことかもしれない。そして、それを一人で経験しなければならないということでもないだろう。この作品は私たちの祖父母たちへの愛と彼らのためにつくられた。演じるのは、俳優自身が自分たちの将来を想像してつくった、本物の人間のようなパペット。
「かえるくん かえるくん」(2019.07.24)
オランダの絵本から2つのお話。
「とくべつな日」ある朝かえるくんは今日は特別な日だったことを思い出します。いったい何が特別なのでしょう。。。
「あたらしいともだち」森の中でかえるくんはぬいぐるみのこぐまを拾います。ご飯を食べさせ言葉を教え二人は仲良しになりました。でもこぐまくんはいなくなってしまうのです。
「紙のサティさん」(2019.07.22)
フランスの作曲家エリック・サティの音楽を元に作られた、1歳から楽しめるチャーミングな作品がポーランドからやってくる!大きくて真っ白なねじったり、やぶったり、踊ったり・・・。ガサガサ、カサカサ、ビリリ、紙の音とピアノの音が混ざり合って、やがてサティさんの幻想的な世界へ。好評につきフェスタ再演!
「ペレグリヌス」(2019.07.27)
店のショーウィンドウが21世紀のペレグリヌスの住処なのだ。ペレグリヌスの人々は感情をはぎとられ、予測可能で個性を奪い取られたフォーマット済みの人類である。これまでポーランド国内のほか、15ヶ国で上演されている。ルーマニアのトニーブランドラアワード最優秀ストリートパフォーマンス賞受賞。
「もうちょっと向こうへ」(2019.07.23)
2歳半以上の観客のための、言葉のない作品。
一歩ずつ、巣を飛び立って、ちょっとずつちょっとずつ冒険。
舞台にはひとつのキューブ。島になったり、迷路になったり・・・
「リトルブック」(2019.07.25)
本を読み始めるのに一番良い時期はいつ?
それは赤ちゃんのとき。生まれた時、すぐ。
本は子どもたちと世界を出会わせてくれるもの。
そしてその本が色や形、音に溢れた素敵な演劇の本になったら・・・もう目が離せない!
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