りっかりっか*フェスタ2018 in宜野座
2018年7月24日から29日にかけて、国際児童・青少年演劇フェスティバル「りっかりっか*フェスタ」を開催しました。
本格的な国際舞台芸術フェスティバルであり、今では家族で訪れる夏のイベントとして定着したりっかりっか*フェスタ。
チェコ、ロシア、デンマーク、南アフリカ、スペイン、ドイツ、日本…。
世界各国から劇団8団体が大人から子どもまで楽しめる舞台を披露してくれます。
北部地域では唯一となる宜野座公演。
今年は、がらまんホールだけでなく、観光拠点施設道の駅「ぎのざ」でもいくつか公演が行われました。
可愛らしい人形たちが織り成す優しい物語『ハリネズミと雪の花』、不思議なレッドくんのライブペインティング『レッドくんのもくようび』、小さな子供たちのためのノンバーバル作品『マイ・ボディ・ノウズ!』。
そして、野外には大迫力の『きりん』が登場!
子供から大人まで、本物さながらの大きさとリアルな仕草にびっくり。道の駅「ぎのざ」と漢那ダムを大いに盛り上げてくれました。
劇場では、チェコの本格人形劇『三銃士』、たくさんの手足が魔法のように様々な形に変身する『ハンドメイド』、軽やかに舞うシルエットが色鮮やかな『風の住むところ』、以上3作品が上演されました。
どの作品も他では見られないような、独創的で視覚的に楽しい舞台でした。
音と光を駆使した演出や精細なパフォーマンスを、どうぞ写真でお楽しみください。
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<作品一覧>
『三銃士』(2018.07.24)
テンポの良い場面転換、からくり仕掛、生演奏に壮大なストーリー
チェコの本格人形劇「三銃士」日本初上陸。
最優秀作品賞音楽賞など22の賞を独占!
大人も子どもも世界中の観客を魅了する作品がチェコから人形劇テント小屋ごとやってきます。
世界的にも有名な「三銃士」…フランスの田舎町出身の若者ダルタニアンが三銃士と協力し困難を解決する物語を、人形ならではのリズミカルなテンポと、スピーディーな展開で演出。
チェコ語の理解は不要です。
人形たちの見事な演技は「三銃士」の壮大なストーリーのすべてを観客に伝えます。
『ハンドメイド』(2018.07.26)
あっという間に引き込まれる手足の魔法と美しい光の遊び!
たくさんの腕・足・指がまるで一つの生き物のように踊る!
ありふれたものが色鮮やかにユニークに動き出す
誰でも楽しめるダイナミックで明るいパフォーマンス
2012年世界最大の演劇フェスティバルであるエジンバラフリンジでたくさんの五つ星を獲得。
2013年、2015年と本フェスティバルで公演。
『ハリネズミと雪の花』 (2018.07.26)
ぼくが「たのし草の花」を見つける!
雪の森へ飛び出したハリネズミくんの運命は…
ちいさな人形たちが「命」について語りかけます。
ノルシュテイン監督のアニメーション「霧につつまれたハリネズミ」の原作者でもあるS・Gコズロフが人形劇のために書き下ろした脚本を、片手遣いの人形劇として丁寧に作りました。
明日は新年の前のお祝いの日。くまくんは高熱を出してしまいます。
病気を治すことができるのは「たのしそうの花」だけだと聞き親友のハリネズミは雪の森へ飛び出しますがどこにも見つかりません。
「このままだと自分も死んでしまう」追い詰められたハリネズミは…。
ロシアの森を舞台にした、お話も美術もシンプルで美しく、人形に俳優の手がじかに入っている暖かさと親しみやすさに加え、幻想的な美しさにあふれた舞台です。
『ふたりのためのソロ』 (2018.07.26)
幼い頃、生き別れになった兄弟。
二人を繋ぐものは小さいギターと一緒に作った一つの曲。
大人になった兄は、スイートセブンマジックオーケストラの指揮者として他のメンバーが来るのを待っている。
しかし、次々とドタキャンの電話がかかってくる。指揮者はこの最悪の状況をうまく利用し、こっそり作曲していた自信作ソロトランペットコンチェルトのお披露目をすることを思いつく。
そう、幼い頃、弟と作ったあの曲だ。
コンサートをはじめようとしたその時、最後のオーケストラメンバーが現れる。
一番下手くそなダメダメのミュージシャン。あぁ、これでは大失敗になってしまう。
だが、あの曲が二人を繋ぐことに・・・。
これまでに40を超える国々で公演を行なっている大人気の劇団バティーダの作品。
イランの国際児童青少年フェスティバルにて観客が選ぶ最優秀作品賞を受賞。
『マイ・ボディ・ノウズ!』 (2018.07.27)
体が目覚める!心が躍る!
小さな子どもたちのためのBody Knows!
感じて♪ふれて♪シアターデビューにお勧めの作品。
体は動く!?どう動く??
隣に誰がいるの!?どうやって知る??
小さな観客たちが体験したことが舞台で行われる。
2本の足でバランスをとり、歩くことを学び、近くに友だちがいることを知る。それは刺激的で楽しく、インスピレーションと安らぎを与えてくれる。
『風の住むところ』 (2018.07.28)
ぴゅーぴゅー ザワザワ ふんわりふわり 風が生き物になる!
風は広い海では船を助け、長い道では埃を払う。
トンボを捕まえる小さな男、スカーフをなびかせる勇気ある少年、短い物語のスケッチが風のように次々と現れる。
風はどこに住んでいるの?風の家を探しにユニークで楽しい旅へ!
『きりん』 (2018.07.28-29)
探してみよう!見つけてみよう!“きりん” に出会えたあなたはハッピーになれるはず!今年は“きりん”と友達になろう~!
『レッドくんのもくようび』(2018.07.29)
まるで魔法みたい!点や線が生き生きと動き出す!!
丸や点がどんどん伸びて動き出す!色や線や形が自由に変わっていく!
絵を描く途中っておもしろい!子どもたちの目線はもう釘付け!
「レッドくん」があなたの想像力に翼を与える。さあ、楽しい発見の旅へ。
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