宜野座国際音楽祭2018
宜野座国際音楽祭。国際的に活躍するジャズミュージシャンの生演奏を味わうことができるコンサートです。
がらまんホールといえば、「海外ミュージシャンのコンサートを開催していることが多いよね」「色んなジャズのコンサートをしているね」と仰っていただくことも多く、がらまんホールのイメージを形作る事業の一つとなっています。
2018年はフランスとブラジルから素晴らしいアーティストが来てくれました。
フランスが生んだ”ギター・ヒーロー”、ガブリエル・ビアンコ。
パリ国立高等音楽院を最優秀で卒業した後、逞しく艶やかな音色と高度な音楽性に根ざした完璧なテクニックで古典派やスペイン音楽はもとより近代や現代の作品まで多様なレパートリーを弾きこなし、コブレンツ国際ギターコンクール(ドイツ 2007)、GFA国際ギターコンクール(2008 アメリカ)など世界最高峰のコンクールで 次々に優勝。鮮烈なデビューを飾った俊才です。
現代の名器グレッグ・スモールマンを自由自在に操り紡ぎ出される優雅な音色は、沖縄の聴衆も虜にしました。
2組目はブラジルはリオデジャネイロが生んだ才媛、ビアンカ・ジスモンチのトリオ。
ブラジル文化が織り成す多彩なリズム、端正かつ現代的なハーモニー、ジャズの自由なイマジネーションが変幻自在に織り込まれた独自の音楽。
偉大な音楽家エグベルト・ジスモンチの生誕70年を祝して、父、エグベルト・ジスモンチの楽曲を中心に父に捧げた曲など、特別なレパートリーをお届けしました。
2020年以降、コロナ禍により海外ミュージシャンのコンサートを開催することはできていませんが、またいつの日か多種多様な音楽文化が交差する機会を創出したいと考えております。
著作権の関係上、出演したミュージシャンの音源を流すことは叶いませんが、写真をスライドショー形式で、過去の記録を振り返る映像として公開しております。よろしければご覧ください。
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Gabriel Bianco solo concert 2018 6.1
Gabriel Bianco (g)
BIANCA GISMONTI TRIO 2018“Gismonti 70” 2018 6.17
Bianca Gismonti (pf,vo)
Antonio Porto (b, vo)
Julio Falavigna (ds)
<guest>
Seigo Matsunaga (B)
GALLERY
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