がらまん沖縄芝居公演

2023年6月4日（日）がらまん沖縄芝居公演を開催。
時代舞踊劇｢西ぬ松金｣・時代人情歌劇｢闇路｣（一名・ブーテントゥン）の二題を上演。

2年前のコロナ禍が明け、それ以後年2回公演を行っている企画であるが、毎回好評である。国立劇場おきなわなど伝統芸能の第一線で活躍する舞踊家・役者の方々に出演していただき、質の高い舞台を提供している。
さらにがらまんYoutubeチャンネルで過去の動画の公開や事前の解説動画なども行っており、徐々に北部界隈でのファンが増えている感じがしている。

がらまんホールのYouTubeチャンネルでは、本公演を映像化し現在全編を公開しています。
動画プレーヤーの右下にある字幕アイコンをクリックしていただければ、字幕付きでお楽しみいただけます。
この機会に是非、沖縄芝居の魅力に触れてみてください。

時代舞踊劇｢西ぬ松金｣　作/伊良波尹吉

伊是名島に暮らす松金は大層な美青年で、島の女性たちに大人気。干ばつで島中の畑が干からびていても、彼の畑は何故か常に潤っている不思議。女性たちは、それすらも松金の人徳だと言って誉めそやす。嫉妬に狂った村の青年たちは松金を殺害しようと企むが、恋人であるタマーとその兄の機転によって脱出する——第二尚氏王統の初代国王、尚円王の若かりし頃を描いた物語。たくさんの歌と舞踊で彩る、明るくハッピーな作品。

【出演者】
松金・・・・・金城真次
タマー・・・・伊波留依
太良・・・・・玉城匠
主・・・・・・嘉数道彦
アンマー・・・伊良波さゆき
村頭・・・・・宇座仁一
二才・・・・・東江裕吉　 上原崇弘　 髙井賢太郎
美童・・・・・儀間佳和子 　米盛未来　 奥平由依　 仲嶺夕理彩
侍女・・・・・廣山えりか　 宮崎花澄
国母・・・・・瀬名波孝子
大親 ・・・・・平良進

時代人情歌劇｢闇路｣（一名・ブーテントゥン）　作/伊良波尹吉

うら若き乙女、チラーは那覇の神山真三郎の子を身ごもるが、身分が低いことを理由に結婚を許してもらえない。生まれた子どもを連れて生家へ帰ると、村人たちに余所者との子だと非難され、母共々村から追い出されてしまう。洞窟で質素な暮らしを始めた三人だったが、貧しさのあまりチラーは悪事に手を染め、遂には詐欺罪で捕らえられる。罪を裁かれるべく赴いた法廷で会ったのは、なんとかつて愛した男、真三郎だった——
暗闇の中を歩く一人の女性の生き様を追った、笑いあり、涙ありの感動の物語。

【出演者】
チラー・・・・知念亜希
神山真三郎・・上原崇弘
神山の母・・・赤嶺啓子
下女・・・・・伊良波さゆき
阿兄小・・・・玉城匠
美童・・・・・廣山えりか　 仲嶺夕理彩　 宮崎花澄
村頭・・・・・髙宮城実人
村人・・・・・儀間佳和子　 米盛未来　 奥平由依
チラーの母・・伊禮門綾
亀寿・・・・・登川杏浬
那覇ぬ御方・・嘉数道彦
八重山ぬ御方・東江裕吉　 金城真次
学生・・・・・髙井賢太郎
船頭・・・・・儀間佳和子
上役人・・・・宇座仁一
築佐事・・・・仲嶺夕理彩
筆者・・・・・奥平由依

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がらまん沖縄芝居公演
＜日にち＞2023年6月4日（日）
＜時間＞（昼の部）　11:00開場 / 12:00開演
　　　　（夕方の部）15:30開場 / 16:00開演

＜料金＞一般3,000円（当日3,500円）/ 学生2,000円（当日2,500円）
　　　　※全席自由
　　　　※小学生以上要チケット

＜演目＞時代舞踊劇｢西ぬ松金｣　作/伊良波尹吉
　　　　時代人情歌劇｢闇路｣（一名・ブーテントゥン）作/伊良波尹吉

＜出演＞赤嶺啓子、髙宮城実人、伊良波さゆき、金城真次、東江裕吉、宇座仁一、嘉数道彦、知念亜希、伊禮門綾、廣山えりか、玉城匠、儀間佳和子、上原崇弘、米盛未来、奥平由依、伊波留依、仲嶺夕理彩、平良進、
　　　　瀬名波孝子、宮崎花澄、髙井賢太郎、登川杏浬

＜地謡＞歌三線・具志幸大、仲村逸夫、波平宇宙
　　　　箏・安慶名久美子
　　　　笛・宮城英夫

＜舞踊＞｢四つ竹｣　舞心の会 島袋岩子舞踊研究所
　　　　｢揚作田｣　照屋正江、神谷三千代、 大城栄子、屋富祖淳子
　　　　｢トゥバラーマ｣　照屋正江、 神谷三千代
　　　　｢鳩間節｣　東江裕吉
　　　　｢繁昌節｣　舞心の会 島袋岩子舞踊研究所
　　　　｢金細工｣　赤嶺啓子、 金城真次、仲嶺夕理彩
　　　　｢貫花｣　　廣山えりか、 儀間佳和子、 米盛未来、奥平由依、宮崎花澄
　　　　｢打組加那よー｣　廣山ひさき、金城槇人

＜主催＞宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会