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第6回やんばるの食×文化フェスティバル~未来につなげる味と芸~

Festival

第6回やんばるの食×文化フェスティバル~未来につなげる味と芸~

2023年1月23日(日)第6回やんばるの食×文化フェスティバルを開催しました。

第3回以来のリアル開催となる今回のテーマは「未来につなげる味と芸」

琉球料理に光を当てた講演会やシンポジウム、やんばるの食材を使った発酵ワークショップ、子どもたちによる琉球芸能のステージなど盛りだくさんの内容でお送りしました。

フードマルシェは全12店舗!県内から魅力的なお店が集いました。

シーサイドカフェブルートリップ
うんてん洋菓子店
GOZZA(ゴッサ)
金月そば
MANTICAN(マンチカン)
IzakahaHANAYA
モヒカンコーヒー
アイタル食堂
かもめベーグル+
ミルコの琉球ピッツァ
キャプテンカンガルー
パン屋水円

また、野外では、がらまんキッズフラ・がらまんキッズダンス・伝統エイサー(沖縄高専)のパフォーマンスが披露され、多くのお客様がご覧になっていました。

ホールでは、今回のメイン講演会「琉球料理の伝統と知恵を未来へ」が開演。

発酵学・食文化研究の第一人者であり、現在、琉球料理ユネスコ無形文化遺産登録推進委員会副委員長でもある小泉武夫氏(東京農業大学名誉教授)を講師にお招きし、お話しいただきました。

琉球王国時代から引き継がれている沖縄独特の食文化「琉球料理」。沖縄が長寿県と言われた所以、琉球料理の魅力と未来への展望とは。

こちらの講演はYouTubeで全編公開しておりますので、是非ご覧になってください。

 

その後は、沖縄の伝統的な食の中でも”やんばる”の食文化に焦点を当て、琉球料理の魅力と可能性について模索するシンポジウム「琉球料理の魅力と可能性」が始まりました。

パネリスト一人目は、大宜味村にある「笑味の店」のオーナーでいらっしゃる金城笑子さん。地域のおばぁから伝わる畑、伝統料理などを伝え残す活動を続けられており、今回はご自身のこれまでの活動や想い、沖縄が長寿と言われた所以などをお話しいただきました。

二人目は、黙々100年塾萬草庵主宰、そして泡盛仙人の島袋正敏さん。名護市博物館の初代館長でもあり、アグー復活の立役者でもいらっしゃいます。泡盛と酒の肴についてご紹介いただきました。

三人目は、傳饗のオーナーシェフ上江田崇さん。伝統的な食材と新しい料理の可能性、琉球料理をどう新しい形でつなげていくか、などアイデアを含め未来への可能性をお話いただきました。

講演会で登壇していただいた小泉武夫先生もコメンテーターとして出演され、パネリストの皆さんに熱い感想を寄せられていました。

[パネリスト]
金城笑子氏(「笑味の店」 オーナー)
島袋正敏氏(「黙々100年塾 蔓草庵」主宰)
上江田崇氏(「傳饗(でんきょう)」オーナー)

発酵食のワークショップ「ヌチグスイ~やんばるの食材と発酵調味料~」は、講師に上江洲一美氏(琉球発酵食糀料理伝道師)をお招きし、ターウムの唐揚げ・チラガーの油味噌・ウンチェーとエリンギのチャンプルーの作り方をデモンストレーションしていただきました。
作ったものを琉球漆器のお盆にのせて提供し、参加者はその場で味わうことができます。塩こうじ、しょうゆ糀のお土産付きで、充実したワークショップです。

シンポジウムの後は、可愛らしい子どもたちによる琉球芸能のステージが披露されました。
▪宜野座保育所
▪玉城継翔会
▪玉城流琉花の会 吉田琉舞太鼓道場
▪燦 武美の会 武冨美智子琉舞道場

久しぶりのやんばるの食×文化フェスティバルは、約900名のお客様が来場され、大盛況で幕を閉じました。皆様、本当にありがとうございました!
来年またお会いできるのを楽しみにしています。

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第6回 やんばる食×文化イベント
~未来につなげる味と芸~

<日時>2023年1月22日(日)11:00~17:00
<料金>入場無料(ワークショップと販売物は有料となります)
<場所>宜野座村文化センターがらまんホール