Encajados Photo Exhibition

スペインの写真家、ジョアン・トマスが沖縄で撮影した写真の展示会を開催しました。
Encajados(エンカハドス)は、写真家ジョアン・トマスが 2012 年から始めたアート・プロジェクトです。
その方法は、一般の人々が四角い段ボールの中に頭と身体を入れた姿を撮影していくというもの。
被写体は、一人、友人、恋人、家族とあらゆる人々が対象です。

ジョアンは10月20日に道の駅、27日は宜野座村まつりに訪れた人々を箱の中に入れて撮影しました。
これらの撮った写真は道の駅「ぎのざ」の壁面に現在も展示され、人々の目を楽しませています。

段ボールの限られた空間はその人の個人的なスペースとなり、自然と個性が現れる表現の場となります。
作品を見れば誰もが思わず微笑み、そこに写る彼らの人生に思いを馳せることでしょう。
エンカハドスは、写真は単なる記録ではなく私たちに他者への関心や愛情を再認識させ、豊かな想像力を与えるものなのだと教えてくれます。

また、がらまんホールの壁面には、高所作業車を使用してエイサーと獅子舞の大きな写真が展示されています。