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光の美術展「MIRRORBOWLER ~TIDAMOON 太陽と月~」

Art

光の美術展「MIRRORBOWLER ~TIDAMOON 太陽と月~」

1月28日から2月21日までの約1か月間、アーティスト集団、MIRRORBOWLER(ミラーボーラー)による光の美術展を開催しました。

舞台上には月とオーロラカーテン、客席上空には太陽を模した大型オブジェが設置され、客席には小学校でのワークショップで制作した星形の灯篭が並びます。

会場には、halcony (vocal)×harikuyamaku(synthesizer.effect)が手掛けたアンビエントミュージックが流れ、扉が開けばそこはまるで異空間。

まず目に入るのは、舞台に立ち並ぶオーロラカーテン。透明なカーテンがランプの青い光を受け、オーロラのように輝く様はため息ものです。そして、流木で形作られた月は、その身に内包するミラーボールの光で優しく穏やかに足元を照らします。

煌めく太陽。その無数の光の輝きは様々に色を変え、私たちの目を惹きつけてやみません。音楽に合わせてプログラミングされたランプの色や動きが、徐々に太陽とこの空間そのものの様相を変えていきます。

子供たちが製作した星形ランプ。近くで見るとそれぞれ異なる装飾が施され、とても可愛らしいです。客席のランプが一斉に光った瞬間の舞台から見た景色は、言葉にならない美しさでした。

広大な宇宙に浮かぶ星の煌めきを思わせる、25分の幻想的な光と音のショーでした。

「空間全体を使ってあんなにダイナミックに創っているなんてすごい!!」
「客席のランプが光る様が、生命の存在のように感じられた」
「ミラーの光、音楽、すべて独創的で感動した。リラックスできた」

お客様からはこのような感嘆の声をいただきました。

新聞やテレビに複数取材をしていただいたのですが、テレビ放映後は問い合わせが急増。最終の土日は、ほぼ全ての時間が定員に達する盛況ぶりとなりました。

また、芸術鑑賞会で訪れた保育園、幼稚園、小学校の子供たちは光のアートに驚き、歓声をあげて楽しんでいました。今年はコロナ禍でイベント事が少なかったこともあり、子供たちの良い思い出になったようです。天真爛漫な子供たちに、こちらまで癒されました。

コロナ禍で稼働が落ちた劇場を逆手に取った、入れ替え制かつ社会的距離に配慮した今回の美術展。まだまだ、人を密とさせない芸術文化の発信方法を模索している最中ですが、アートを少しでも身近に感じていただけるよう、今後もがらまんホールは取り組みを続けて参ります。

タイトル:光の美術展「MIRRORBOWLER ~TIDAMOON 太陽と月~」

会場:がらまんホール

会期:2021年1月28日(木)~2021年2月21日(日)

開館時間:13:00~18:30(入館は18:00まで)

休館日:火曜日

観覧料:大人800円 / 高校生以下500円
※入館には事前に日時指定制チケットの購入が必要です
※本展は入れ替え制(1回定員20名)、館内滞在時間は30分です
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、チケットはe+のみの取り扱いとなっております

主催:宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会

【アーティストプロフィール】

MIRRORBOWLER(ミラーボーラー)

光と反射の空間作品をミラーボールを使って創り出すアート集団。2000年より活動を始める。グラフィックデザイナー、写真家、美術家、照明係など様々なジャンルのメンバーから
なる。その作品は無数の光と色彩を放ち、幻想的で独自の宇宙感に溢れた空間で心に届く新しいヒカリの在り方を探し求める。