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宜野座国際音楽祭2017

Concert

宜野座国際音楽祭2017

宜野座国際音楽祭。国際的に活躍するジャズミュージシャンの生演奏を味わうことができるコンサートです。

がらまんホールといえば。「海外ミュージシャンのコンサートを開催していることが多いよね」「色んなジャズのコンサートをしているね」と仰っていただくことも多く、がらまんホールのイメージを形作る事業の一つとなっています。

下記が一覧になりますが、2017年も様々な国から演奏家が宜野座村を訪れました。

アルメニア出身の鬼才、ティグラン・ハマシアンのピアノソロで幕を開けた2017年。この年にリリースした『AN ANCIENT OBSERVER/太古の観察者』は、自身の故郷、アルメニアからインスピレーションを受けた作品です。公演終了後は、多くのお客様が余韻に浸っており、興奮冷めやらぬ様子でした。

デビッド・マシューズ おとぎ話&LIVE!は、第1部がデビッド・マシューズのお話、第2部がピアノトリオでの演奏です。NYの最強ビッグバンド、マンハッタン・ジャズ・オーケストラを率いるデビッドが語る、偉大なジャズミュージシャンたちのおとぎ話。コンサートでは、ストレートアヘッドなスタンダードジャズを披露。最後は、なんと宜野座中学校の軽音楽部のメンバーがコラボレーション!二度とはない機会に皆大興奮でした。

ブラジル×沖縄フェスタのコンサートで登場したのは、シロ・バチスタ。奇想天外なパフォーマンスで観るものを魅了する、ブラジル出身のリズムの魔術師です。
打楽器のソロパフォーマンスという緊張感のあるステージでしたが、たくさんの楽器を操り様々な音のリズムを繰り広げる姿は、まさにリズムの魔法使い。圧巻の素晴らしいステージです。
コンサート終盤ではシロと共に坂本龍一のアルバム「BEAUTY」(1989年)と90年のツアーに参加した我如古より子さん、古謝美佐子さん、玉城一美さんが登場。実に27年振りの再会、共演となりました。
最後は観客の子供たちが舞台に上がって皆でカチャーシー。沖縄らしい心温まるステージとなりました。

今やニューヨークのジャズシーンを語る上でも外せない、才能あふれるミュージシャンを多数輩出しているイスラエル。
その中心に立つシャイ・マエストロが新しいアルバムを携えて、待望の初・沖縄公演を行い、忘れられない一夜となりました。
ユダヤの哀愁を帯びたフレーズやメロディ、中東のオリエンタルな雰囲気が加わった唯一無二の音楽を作り出すシャイ。
ベースはホルヘ・ローダー、ドラムにジヴ・ラヴィッツという鉄壁のトリオです。三者の音色とグルーヴが創り出す音楽は極上のJAZZ。
アコースティックではありましたが、ドラムのキックに音階を付けたり、自分の声を変えてみたりと実験的なアプローチもしていました。

2020年以降、コロナ禍により海外ミュージシャンのコンサートを開催することはできていませんが、またいつの日か多種多様な音楽文化が交差する機会を創出したいと考えております。

著作権の関係上、出演したミュージシャンの音源を流すことは叶いませんが、写真をスライドショー形式で、過去の記録を振り返る映像として公開しております。よろしければご覧ください。

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Tigran Hamasyan solo in 沖縄
〜失われた音を求めて〜 2017 5.26
Tigran Hamasyan

「デビッド・マシューズ おとぎ話&LIVE!」2017 7.1
David Matthews (pf)
Yoshigaki Yasuhiro (Dr)
Seigo Matsunaga (B)
絵:nakaban
佐渡山美智子
宜野座中学校ブラスバンド

ブラジル×沖縄フェスタ2017 8.20
CyroBaptista
【スペシャルゲスト】
古謝美佐子
我如古より子
玉城一美
琉球スタンダードfeat.笹子重治

Shai Maestro Trio 2017 9.8
Shai Maestro (pf)
Jorge Roeder (B)
Ziv Ravitz (Dr)