がらまん文化講座「チョンダラー講座」全4回
今回のがらまん文化講座は「京太郎(チョンダラー)講座」についてお送りいたします。
いまだ沖縄民族芸能において謎の多いチョンダラー、どこからきたのか?じつはスパイなのか?
エイサーに帯同するチョンダラーと地域芸能のチョンダラーは同じなのか?
そんな謎めいたチョンダラーについて沖縄県立芸術大学の久万田晋先生が分かりやすく解説してくれている全4回の講座です。
宜野座村宜野座区の旧暦の8月15日に行われる豊年祭(八月あしび)は2005年(平成19年)に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選定されました。その中で100年以上にわたり上演されてきた「宜野座の京太郎」は1985年(昭和60年)に沖縄県指定無形民俗文化財となっています。
地域にとって重要な京太郎の歴史を専門家の方による文化講座としていつでも見返せるアーカイブにできたことは、とても意義深いものです。
是非ご覧ください。
▼YouTube再生リスト
①チョンダラー(京太郎)の歴史と文化
②チョンダラーの実像と念仏
③近代以降のチョンダラー
④チョンダラーの民俗芸能への影響
【講師】久万田 晋(くまだ すすむ )
沖縄県立芸術大学附属研究所長(教授)
1961年高知市生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。
専門は日本・沖縄を対象とした民族音楽学、民俗芸能論、ポピュラー音楽論。
主な著作は『沖縄の民俗芸能論 神祭り、臼太鼓からエイサーまで』(2011 年)
『エイサー360度 歴史と現在』(共著、1998 年)など。