がらまんデジタルクリエイティブミーティング「2050年のアートとテクノロジー」guest.明和電機
僕らの未来は、はてななのか?びっくりなのか!
めまぐるしく変わる世界で、2050年のわたしたちは、なにを見てどこへ向かっているのでしょうか。
いま注目を集めるアートとテクノロジーの相互作用には、これからの未来を考えるヒントが見え隠れしています。
がらまんデジタルクリエイティブミーティングは、デジタルカルチャーが変える世界を先取るための問いと驚きに出会うワンデーイベント。毎回テーマ に沿ったスピーカーをむかえて、観る・聞く・話すの3部構成から、テーマへの学びと考察を深めていきます。
◤2050年のアートとテクノロジー◢
30年先を考える第1回目は、多様なジャンルを越境して活動する芸術ユニット「明和電機」代表の土佐信道さんをスピーカーにお呼びしました。
日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで、展覧会やライブパフォーマンスによる作品発表のみならず、マスプロダクツのヒットを飛ばすなど国内そして海外で自在に活動している土佐信道さん。およそ30年前の1990年代前半に、土佐信道さんは実在した父親の会社である明和電機の名前で、実兄の2人で表現活動をはじめました。
第1部<観る>は、作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど、中小企業のスタイルを貫く明和電機さんのライブ・パフォーマンスを鑑賞。。オタマトーンや寿司ビートといった製品化された楽器の他に、土佐さん発明の様々な楽器が披露されます。独特のユーモアセンスが光るトークと相まって、会場からは常に楽しそうな笑い声が。音が出ないなどのハプニングも笑いに変えてしまう土佐さんの適応力にも脱帽です。
第2部<聴く>は、土佐さんの30年間の軌跡をふりかえりながら、アートからエンターテイメントまで広範囲の活動の起点を探ります。オタマトーン開発の歴史や、製品がパクられた時の対処法といった興味深い話が盛りだくさん。実際の製品のアイディアスケッチも披露するなど、ゼロからイチを生みだすアーティストの発想力の秘訣を垣間見ることができました。
がらまんデジタルクリエイティブミーティングは2022年は全3回を予定しています。また次回、皆様とお会いできることを願って!
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がらまんデジタルクリエイティブミーティング
◤2050年のアートとテクノロジー◢
<出演>明和電機
<日時>2022年8月28日(日)13:00~17:00
– Program-
<観る>13:00~13:45
作品を「製品」ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶ明和電機のライブパフォーマンスを観覧する。心の扉はオープンに!
<聴く>14:00~15:30
アートからエンターテイメントまで広範囲の活動の起点はどこにあるのでしょうか。土佐信道さんのこれまでの30年、そしてこれからの展望を聴く。
<話す>15:45~17:00
参加型ディスカッション「明和電機のスパーク一発ラジオ」をYouTubeで公開生放送。インターネットからのお便りに答えながら会場の皆さんと一緒にテーマを掘り下げていきます。ユニークな発想と小粋なトークをどうぞお楽しみに!
<プロフィール>明和電機
土佐信道プロデュースによる芸術ユニット。様々なナンセンスマシーンを開発して、ライブパフォーマンスや展覧会など国内外で広く活動している。音符の形をした電子楽器「オタマトーン」など商品開発も多数。2022年7月には明和電機がこれまで製作したキテレツな楽器を集めた「MAYWADENKI MUSIC MACHINE」を秋葉原にオープン。2023年はデビュー30周年を迎える。ウェブサイト → www.maywadenki.com
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